土用の丑の日は、近大発「うなぎ味のナマズ」で決まり!グランフロントで100食限定販売
昨年7月、満を持して発表された「近大発ナマズ」。近畿大学が、絶滅が危惧されているうなぎに変わって「うなぎの味にそっくりなナマズ」の養殖に成功したとして、週刊ひがしおおさかでも記事にしました。
今年も土用の丑の日・7月30日(土)、グランフロント大阪・ナレッジキャピタル内に店舗を構える「近畿大学水産研究所」大阪店と東京・銀座店にて、各店舗限定100食が販売されます。
「近大発ナマズ重」(2200円)はランチ、「近大発ナマズ蒲焼」(2000円)はディナーにて、50食ずつ提供予定。

これが「近大発ナマズ」だ!見た目は完全にうなぎ。さて、味は…?
来たる販売日を前に、概要説明と試食会を兼ねた発表記者会見が大阪店にて行われました。

近大の養殖魚を専門とした料理店「近畿大学水産研究所 大阪店」に報道陣が15社以上。道行く人も「何かあるの?」と興味津々です。
研究の成果を発表するのは、近畿大学世界経済研究所・有路昌彦教授。ナマズが昨年よりグレードアップした点を、丁寧に説明していきます。

ナマズ重をもつ有路教授。「近大発のパチもんでんねん。」と書かれたポスターが秀逸。
ポイントは2つ。「うなぎに、より近い味を」と、餌と水質をコントロールすることに成功し、脂の乗りが昨年の12.9%から15.1%にアップ。さらに、スーパーで販売される蒲焼きとしての商品開発にも成功し、一般外食として販売できるように。
近畿大学広報担当者によると、「各スーパーや百貨店などから、販売したいとかなりの問い合わせが来ている状態」。評判はすでにうなぎ上り、いや、「ナマズ上り」です。

報道陣に用意された試食。いざ、実食!
味は、うん、うなぎっぽい!うなぎと言われて食べれば、到底ナマズとは分からないクオリティ。泥臭さもなく、脂もちゃんと乗っています。
今後の課題は、一般販売化に向け生産量の確保に焦点を当てていく計画とのこと。近所のスーパーで「近大発ナマズ」が普通に売られている日がやってくる…そんな将来が見える会見でした。
■近畿大学水産研究所 大阪店
住所;大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル6F
TEL:06-6485-7103
営業時間:11:00~15:00 (LO 14:00) 17:00~23:00 (LO 22:00)
定休日:グランフロント大阪に準ずる
駐車場:グランフロント大阪の駐車場を使用のこと
アクセス:JR大阪駅から徒歩10分
※「近大発ナマズ」販売は7月30日(土)のみ
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