インターンの中村です。
学生や会社員には少し嫌われがちな月曜日。足取り重く学校や会社へ向かう中。大阪八尾・山本球場では、月曜日にしか活動できない男達による熱戦が繰り広げられていました。
10月24日(月)、今年の2月から行われてきた大阪マンデーベースボールリーグ・リーグ戦の年間5位、3位決定戦、決勝戦が行われると聞きつけ、取材して来ました!まず球場について驚いたのはその立派さです。それもそのはず、山本球場はかつて近鉄バファローズの練習場になっていたほど。草野球ではなかなか見られない観客席に電光掲示板、そして選手のアナウンスまでしてくれる充実ぶり。
球場に圧倒されていると1試合目の5位決定戦が始まりました。Respect Osaka 対 タイヨーフレンズの1戦です。
プレイボールがかかると、そのレベルの高さに驚かされました。草野球といえばエラーや四球で試合が進まないことも多いのですが、ピッチャーも良ければ守備も堅い。
試合は最終回の7回で決着つかず、1-1の同点となり延長戦に突入。延長戦はタイブレーク。1アウト満塁から始められると、いきなりRespect Osakaの打線が爆発!この回5点を加えます。8回裏のタイヨーフレンズの攻撃も守り切り、6-1で試合終了。Respect Osakaが5位に輝きました。
続く2試合目は3位決定戦。大阪バンブス対昨年のリーグ王者パルプンテいずみの一戦。
初回から大阪バンブスが5点を奪い、昨年のチャンピオンを引き離します。パルプンテいずみも反撃を見せますが届かず、最終スコアは8-3と大阪バンブスが3位に輝きました。
本日3試合目はいよいよ決勝戦!長いリーグのチャンピオンが決まります。決勝戦は9回フルイニングまで。
ファルコン 対 TOYOTA HK BROTHERSの戦いです。
試合は投手戦となり6回まで無失点で試合が進みます。均衡を破れたのは、7回表でした。ファルコン3番好川がセカンドのエラーで出塁すると、ワイルドピッチの間にランナーは3塁まで進みます。
ノーアウト3塁の絶好のチャンスに4番勝部がしぶとくセンター前に運び、ファルコンが待望の先制点を掴みます。これ以降お互い得点を挙げることができず、1-0でファルコンが初優勝!19チームの頂点に輝きました。
最後のアウトを取ると、チームメンバー全員がマウンドに駆け寄り喜ぶ姿は野球少年そのものでした。
この試合のMVPは、ファルコンの森月選手!なんと9回を1人で投げ切り、無四球完封でチームを勝利に導きました。
試合終了後には、表彰式と閉会式。リーグの首位打者、ホームラン王、最多勝など個人タイトルの表彰までありました。チャンピオン決定後も、他県との統一戦、選抜チーム同士の対戦など、12月まで試合日程が盛りだくさん。もちろん月曜日限定です。
マンデーベースボールリーグすごい。すごすぎる。草野球のリーグと聞いて正直もっと大雑把なイメージだったのですが、予想をはるかに超える充実ぶり。プレーする選手や応援する家族などみんな笑顔で楽しんでいる様子でした。
週刊ひがしおおさかは、マンデーベースボールリーグを追いかけていきます!
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