今年もやってきましたこの季節が！そうです大阪マンデーベースボールリーグ、略してOMBLの開幕の季節です。マンデーの名の通り、試合が行われるのは全て月曜日。リーグの開会式ももちろん月曜日の2月26日に行われました。

会場はここ！野球少年が憧れる黒土のグランドです。

会場の久宝寺緑地硬式野球場には、ユニホームをまといバットを担いだ男たちが集結。センター120m両翼91mの立派な球場で各チームプラカードを持って入場する姿は壮観です。何度見ても草野球とは思えない充実っぷり。

全20チーム整列！試合が始まるまでは共にリーグを戦う仲間です。

開会式では、昨年度上位の成績を納めたチームの表彰が行われ、今年もやる気満々。中でも驚いたのが個人表彰。なんと、タイヨーフレンズに所属する元吉投手が通算100勝を達成したのです。この数字はリーグ初の快挙。15年間投げつづけ、勝ち星を積み重ねてやっとたどり着いた大記録です。

100勝の裏には絶え間ない努力が隠されているはず…

21回目となるリーグの開幕を告げるのは、藤原三男会長の開幕宣言。今年もどんな名プレーが生まれるのかと今から楽しみです。開会式が終わるとすぐに、開幕試合が行われます。

2018年のリーグ初戦は、昨年リーグ王者の「TOYOTA HK BROTHERS」 対 昨年7位の「タイヨーフレンズ」の一戦です。序盤から開幕試合を飾るにふさわしい、締まった試合展開に。

塁に出れば、すぐに次の塁を盗もうと目を光らせます。

試合が動いたのは3回表、「TOYOTA HK BROTHERS」の攻撃。ランナーをためタイムリーヒットで先制点。4回にもファーボールで出たランナーが生還し2-0とじわじわと得点を重ねます。

力強いスイング。見ている方も熱くなります。

しかし、中盤はお互い無得点に終わり、勝負は最終回の7回へ。2点のビハインドで後がない「タイヨーフレンズ」は相手の攻撃を簡単に終らせ、最後の攻撃に望みます。勢いそのままに、ファーボールとヒットでこの日1番のチャンスを迎えますが、最後はダブルプレーで試合終了。昨年の優勝チームでもある「TOYOTA HK BROTHERS」が勝利で初陣を飾りました。

全力で駆け抜けるもアウト！走攻守全て本気です。

試合終了後、昨年王者に善戦を繰り広げた「タイヨーフレンズ」有末監督にインタビューしてきました。

ー開幕戦惜しくも破れてしまいましたが、今日の出来はどうでしたか？
昨年の王者だけあって相手の守備に隙がなかったです。うちもチャンスはあったけど、もう一本が出なかったですね。

ー今シーズンの意気込みは？
1つでも順位が上がるように。あわよくば優勝も狙って行きたいです(笑)

ー最後にOMBLのいいところを教えてください。
やっぱり20チーム程度もあって、大きな問題もなく続けていることかな。シーズンになれば毎週試合があって、対戦相手もグランドも審判員さんもいて心配もなく野球ができる環境が良い所ですね。

監督の「背番号1」がかっこいい。今日はダブルプレー成功とヒットと大活躍でした。

開幕戦はなんとゲッツー3つ。野球ファンならこの数字だけでどれだけレベルが高いかわかるはず。今日から約10ヶ月続くリーグ戦、1つのボールを追いかけ熱い戦いがくり広げられています。 今後どんな好プレー、はたまた珍プレーが起きるのか月曜日は目が離せません。

※週刊ひがしおおさかでは毎週、大阪マンデーベースボールリーグの結果をトップページに掲載します。たまに写真も掲載します。

◾️大阪マンデーベースボールリーグ
日時：2月から12月まで
場所：東大阪市近辺の野球場

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