知ったか！高校ラグビーダイジェスト①

12月27日(火)、ついに開幕した第96回全国高校ラグビー大会。
改修前の花園で行われるのは今回が最後。1月7日(土)まで、熱戦が繰り広げられます。

週刊ひがしおおさかでは、今日の主なできごとと、全試合をダイジェストにしてレポート！
これであなたも花園通になれちゃいます。
(ダイジェスト①以降の記事はこちら→②・③・④・⑤・⑥)

大会1日目(12月27日)の出来事

・小雨の中始まった開会式。今年も1000人規模の人文字がラガーマンたちを出迎える。
・ラグビーフリーペーパー「DAEN」が開場前で配布開始。
・流経大、1試合目最多得点95点で圧勝。
・新潟工業、FWの力が炸裂。7トライをあげ勝利。
・本日の好カード。ゲームコントロールが光った長崎北陽台が札幌山の手を制す

DAENはラグビー場正門前のテントに設置しているぞ。その他の設置場所は公式Twitter・Instagramを参照。

全試合ダイジェスト

高松北0-95流通経済大学柏
試合開始から流経大柏がエンジン全開で攻めると、高松北は防戦一方。シンプルな突破と展開でトライを量産する。
終わってみれば15トライで95点。さすが、シード校の候補に上がったチームの実力を見せた。

鹿児島実業14-50新潟工業
鹿児島実業のBK対新潟工業のFWの戦い。
開始2分に新潟工業がフィールドプレーからモールを組むと、鹿児島実業のディフェンスが押され、サイドを突いた1近藤がトライ。この勢いのまま、密集で勝利する新潟工業が得点を積み上げた。

和歌山工業10-31明大中野
前半、明大中野がモールで2トライを奪い、フィジカルの強さを見せつける。
後半に入ると、次はバックスで2トライ。5トライをあげて、実力の一端を見せた。
和歌山工業は後半8分に奪った1トライのみに抑えられた。

光泉39-3日川
前半の入りから激しくぶつかり合う試合は、まず日川が猛攻をかけてゴール前へ。光泉はディフェンスでたまらずオフサイド。日川がPGを決めて先制する。
しかし、目が覚めた光泉。その後は接点でもキックでも優位に立ち、前後半合わせて5トライを奪い快勝した。

長崎北陽台31-10札幌山の手
大会1日目の随一の好カードは、長崎北陽台が華麗なキックパスで先制する。
前半を12-5で折り返すと、北陽台は10岡﨑のゲームコントロールが一層冴える。留学生を中心とした札幌山の手のアタックを受けるも、試合終了間際の1トライに抑えて勝利した。

つるぎ14-50東農大二
試合序盤は膠着状態が続く。14分につるぎが相手ミスから12遠藤が独走トライ。これで勢いに乗るかと思われたが、東農大二がセットプレーを軸に反撃。20分、25分とトライを上げ、7-17で前半を折り返す。後半は完全に東農大二のペース。FW・BKが一体となり、14-50と突き放した。

報徳学園88-0郡山北工業
サイズ、スキル、パワーに勝る報徳学園が圧倒した。報徳は10山田、12原のパスワークとランニングで郡山北工業のディフェンス翻弄すると、8安達の強さを活かしてトライを奪う。
続けて15雲山の高いパントをあげると、エリアでも優位に。トライを量産する。郡山北工業は前半の後半にボールを保持し、少しずつ攻めたがトライに結びつけるには至らなかった。

高鍋69-5旭川工
安定したセットプレーと強いFW、早い展開で高鍋が旭川工を下した。
前半4分にゴールライン手前のスクラムを押した高鍋は、4島田がディフェンスを突き破ってトライ。
9分にはペナルティーから速攻で展開し、トライの量産体制に入る。
旭川工は試合終了間際にラックのサイドアタックで1トライ返した。