インターンのなかむーです。
サイコロといえば何を思い浮かべるでしょうか。ほとんどの人は、「四角い立方体のあれでしょ?ゲームをするための道具じゃん。」としか認識していないはず。
そんな、普段は脇役に思えるサイコロだけを集めた「振れ!振れ!サイコロ展」が7月1日(土)から9月3日(日)まで開催されるということで、会場の「大阪商業大学 アミューズメント産業研究所」におじゃましてきました。

入口に大きく宣伝!この建物の3階へ。
ちなみに、今回の特別展示のタイトルには、サイコロを振る「振れ」と応援する「フレ!」の二つの意味を込めたそう。

一面サイコロだらけ。まだ見えてないところにも盛りだくさん。
会場にはサイコロに関する展示ばかりがズラリ!これだけの数だと、素人にはわからない…ということで、アミューズメント研究所の研究員・高橋浩徳さんに解説もらいました。

気になったことがあったら聞いてみよう。まるで歩くサイコロ辞典のようだ!
まずは、歴史から学んでいきます。「動物の骨を用いて作られたのがサイコロの始まりではないか」と高橋さんは話します。時代が進むにつれ、各地域で独自の遊びが生まれていったそうです。欧米、アジア、日本など幅広い地域でサイコロが出土しており、はるか昔から存在していた事実に驚きです。しかも、同じ時期に複数の地域から見つかっていると聞き、その不思議に取り込まれてしまいそうです。

日本の歴史だけでもこの量!サイコロ恐るべし。
ひときわ目立つブースには、面の数別のサイコロを展示。「サイコロって、1から6の目がある四角いやつ」と思っていた記者は度肝を抜かれてしまいました。なんと1面から120面までずらりと展示。指輪型・下駄型・コインなど形は様々です。

サイコロたちがところ狭しと並べられる姿は壮観です。
「120面のサイコロなんて、どんな時に使えばいいんだ?」との問いに「それを考えるのも楽しみの一つですね」と高橋さん。なるほど、なんと無粋なことを聞いてしまったのだろうか。と少し反省。

真上から見た数字が出た目。ちなみにこれは120。
他にも、近年のサイコロゲームや、6面のサイコロだけを集めたブースなど盛りだくさん。お気に入りを見つけるのも楽しみかたの一つかもしれません。他にも会場の至るところに、サイコロが元となっていることわざなどもあるので、見つけてみよう。

バトルエンピツもあるぞ!記者は小学生の頃遊んだ記憶が。

普段何気なく使っている言葉も、サイコロが元になっていることも。
見学の後は、サイコロを使ったゲームを実際に体験することも可能。大人数でできるものも多いので友達を誘ってみんなで遊ぼう。また期間中に講座も4回開催しています。各回とも内容が違うので要チェックです。

大人も子供も楽しめるぞ!ゲームは数種類あるので制覇してみよう。
会場を出る頃には、もうあなたはサイコロの虜。誰よりも詳しくなっていることでしょう。学校や職場でこの知識を披露すれば、サイコロ博士の名をほしいままに!
■「振れ!振れ!サイコロ展」
日時:2017年7月1日(土)〜9月3日(日) 10:30~16:30
場所:大阪商業大学 アミューズメント産業研究所 学術センターU-BOX3階
住所:大阪府東大阪市御厨栄町4-1-10
主催:大阪商業大学アミューズメント産業研究所
後援:東大阪市、東大阪市教育委員会、東大阪商工会議
※夏期休館日は閉館。アミューズメント産業研究所ページで要確認。
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