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ライナーズの新人さんいらっしゃ〜い!2017 File.3 寺田桂太選手
近鉄ライナーズの新加入選手にインタビューする「ライナーズの新人さんいらっしゃ~い」。
第3回は、LOの寺田桂太選手を紹介します。
伏見工業高校、帝京大学出身の1995年生まれ。
春のオープン戦ではHonda HEAT戦でスタメン入り。新人ながら魂がこもったプレーを見せてくれました。
ー今日はよろしくお願いします。って、めっちゃ背高いですね。
寺田 LOではそんなに高い方ではありませんが、196cmです。今駅員をしているのですが、目立つのでお客さんから「ライナーズの選手?」と声をかけられることもあります。
ーさっそくですね。ファンと駅で遭遇するのも、ライナーズならでは!社業と選手二足のわらじで大変そうですが、慣れましたか?
寺田 職場はライナーズを応援してくださっているので、とても働きやすいです。チームの雰囲気にも慣れてきました。

休みの日は「車が好きでよく運転しています」とのこと。
ーそれは良かった!毎年新人の選手に同じ質問をすると、とにかくチームの仲が良いことにみなさん驚かれます。
寺田 いやぁ、めっちゃ面白い人ばかりです。僕自身、普段は大人しい方なので毎日先輩たちに笑かしてもらってます。森選手や前田選手はいつも漫才しているみたいです(笑)。
ー(笑)。同期は山口選手、尾上選手ですね。尾上選手とはポジションも同じです。ライバル関係ということになりますが。
寺田 はい。同期として仲が良いですが、プレーでは競争に勝って試合に出るのが当たり前の世界なので。
ーライナーズのLO陣はベテランの選手も多く、ポジション争いが大変そうです。
寺田 そうですね。みんなすごい人ばかりで…。ベテラン陣が「負けへんぞ」と最前線に立っているので、新人の僕がその気持ちに負けないようにしないといけません。

甘いマスクとは裏腹に、大阪府警察戦で見せた渾身のタックル!
ー新人だからといって、気は抜いていられませんね。
寺田 はい、本当に。ライナーズへの入団を決めたのも、トンプソン選手をラグビーワールドカップで見て、憧れた…というか、こんなすごい選手と一緒にプレーしたい!と思ったからです。
ーおおお。いいですね。
寺田 それに、トップリーグでプレーしたい、関西でやりたいという気持ちが強くて。

大阪府警戦でのラインアウト。LOとしての仕事をきっちりこなしています。
ー関西で。ご出身は京都でしたね。出身高校は名門の伏見工業高校。
寺田 はい。と言っても、僕はラグビーをするためではなく、家が近いという理由で進学したんですが(笑)。
ーそうなんですか!え、もしかして…ラグビーを始めたのは高校からですか?
寺田 そうです。担任の先生がラグビー部のコーチで、入部しました。
ー入部あるあるですね(笑)。そこからハマっていった…という感じでしょうか。
寺田 はい。最初は高校を卒業したら働くつもりでいました。親からも「高校を出たら家を出るもの」と言われていましたし。でも、3年生の時に花園に出場し、大学でもプレーしたいと思うようになりました。ちょうど帝京大学から話もあったので、続けることを決めたんです。
ー花園があったから今がある、と。大学選手権で連覇を成し遂げている超強豪校の帝京大学に行くことに、プレッシャーではなかったですか?
寺田 どうせやるなら一番強い帝京で、という思いの方が強かったです。
ーう~ん、すごいチャレンジ精神です。これからはトップリーグで、新たな挑戦がはじまりますね。
寺田 練習は大変ですが、なんとかやっていけそうです。ベテラン選手とも互角に戦って、LOのポジション競争に勝ちに行きます!
ー頼もしい。
寺田 1日1日を積み重ねて、ライナーズの新しい力になれるよう、がんばります!

おお〜、高い。LOのお姫様抱っこは見晴らし最高。
穏やかな好青年の寺田選手ですが、胸に秘めた熱い思いは人一倍。
チームの仲間、いやライバルと切磋琢磨し、成長した姿をグラウンドで見せてくれることでしょう。
次回は移籍組のあの選手にインタビューします!
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