マンデーベースボールリーグという日常が帰ってきた!Red’Sのサヨナラ勝ちでリーグ再開
- 2020/6/10
- スポーツ
- 大阪マンデーベースボールリーグ
- コメントを書く
緊急事態宣言が発出され、4月7日に中断せざるを得なくなった大阪マンデーベースボールリーグ(OMBL)。リーグ発足22年で初の出来事です。
そのOMBLが、6月8日に帰ってきました。
藤原会長は「再開できてうれしい。外出自粛期間中は、各チーム個人でトレーニングに励んでいたと聞いています。その成果を存分に発揮してもらいたいです。」と、再開に期待を込めます。

OsakaBigSharksの監督も務める藤原会長。
しかし、今まで通りの野球はできません。ベンチに入るときはマスクをしたり、消毒液を置いたり。

きちんとマスクを装着!
試合開始の握手も、感染拡大防止のためできなくなりました。

足であいさつを交わす両チームの監督。あまりうまく撮れなかった…。
再開と聞き、金岡公園で行われた第2試合のRed’s vs 住之江JAPANの取材へ。
両投手が粘りのピッチングで完投し、1点を争う接戦に。劇的な結末で幕切れとなりました。
Red’s 4-3 住之江JAPAN
ここまで3勝3敗のRed’sと2勝4敗の住之江JAPANの対戦。
1回表、住之江の攻撃。

Red’sの先発は甲斐。
Red’sの先発・甲斐は制球が定まらず、1番・池之内、2番・今西を四球で歩かせます。2者に盗塁を許し、ノーアウト2塁3塁。一打先制の場面で、3番・西岡の強烈な打球は三遊間へ。

先制の一打!
抜けるかと思われた打球を、サード・篠原がスライディングキャッチ。1点を奪われますが、ファインプレーが飛び出します。
その後は続かず、1-0で表は終了。
1回裏、Red’sの攻撃。

住之江の先発は石川。
すぐに追いつきたいRed’sは、1番・津山がランナーで出ますが、住之江のファインプレーに阻まれ追いつくことはできません。
2回表の住之江は無得点。
2回裏、Red’sの先頭4番・濃原はキャッチャーフライに倒れますが、5番・曽谷が四球で出塁。その後、盗塁と後逸で3塁に進みます。続く6番・山崎がセンター前ヒット。

同点のホームを踏む曽谷。
1-1の同点に追いつきます。さらなる追加点を狙いますが、後続は倒れます。
3回表、裏は両チームとも無得点で終わり、迎えた4回表。
1アウトから、9番・月裏が四球、1番・池之内がヒットで出塁します。2番・今西は死球で1アウト満塁と追加点のチャンス。3番・西岡は倒れますが、4番・松本がレフトオーバーのフェンス直撃の2点タイムリーヒット。

4番の役目をしっかりと果たします。
5番・山本はショートフライになりますが、3-1と逆転に成功します。
4回裏、5回表は動かず、5回裏のRed’sの攻撃。
1アウトから、9番・甲斐、1番・津山がヒットで出塁します。2番・住田はピッチャーゴロに倒れますが、3番・篠原が左中間へのタイムリーツーベースヒット。3-3の同点に追いつきます。

高めのボールを捉えた!
逆転のムードが漂いましたが、4番・濃原はピッチャーフライで3アウト。
草野球には90分を超えて次の回に進まないというルールがあります。時間的に最終回となる6回。
住之江は1番・池之内から始まる好打順でしたが、無得点で終えます。
6回裏、1アウトから6番・福井と7番・山崎がヒットで出塁。1塁2塁とサヨナラのチャンスを迎えます。8番・林がセカンドへの内野安打を放ち、セカンドがもたついている間に福井がホームへ。際どいタイミングでしたが、タッチアウトとなります。

あと1秒あればわからなかった。
しかし、これで終わらなかったRed’s。
ここまで1人で投げてきた9番ピッチャーの甲斐。住之江のピッチャー・石川の4球目を捉えた打球は右中間に落ちて、サヨナラヒット。

感染防止対策で、うれしくてもハイタッチはしません。
自らのバットで勝利を勝ち取りました。
試合後の声
勝利したRed’sの監督と、投打で活躍した甲斐投手にインタビューしました。
甲斐投手
ー今日のピッチングの出来栄えは?
甲斐 約3ヶ月ぶりのマウンドで、暑かったのもあって、キツかった。練習もあまりできてなかったんですが、最後まで投げきれて良かったです。
ーサヨナラヒットも打ちました。
甲斐 あれは無で打ちました。良いところに飛んでくれたので、良かったです。
ー今後の意気込みを。
甲斐 予選リーグが終わって準決勝リーグに進めるように、1試合1試合大事に戦っていきます。
住田監督
ー久しぶりの野球。感想は?
住田 いやぁ、やっぱ楽しいですね。外出自粛期間中は、ずっとトレーニングをしていたので、その甲斐がありました。
ー今日の試合を振り返って。
住田 今日の試合は甲斐投手のおかげ。それに尽きますね。
試合はRed’sのサヨナラ勝利となりましたが、OMBLは勝ち負けではありません。
野球が好きでやっているんだから!
6月8日(月)の試合結果
左が勝ちチーム・同点は抽選となります。
金岡
Red’s 16-1 レッドリボン
Red’s 4-3 住之江JAPAN
大阪アスレチックス 17-0 住之江JAPAN
SamuraiDenkees 不戦勝 KFCフェニックス
門真
パラダイス 3-1 トヨタクラブ新大阪
トヨタクラブ新大阪 1-0 オリオンズ
TOYOTA HK BROTHERS 3-2 オーシャンズ
TOYOTA HK BROTHERS 8-1 大阪06パイレーツ
※週刊ひがしおおさかでは毎週、大阪マンデーベースボールリーグの結果をトップページに掲載します。たまに写真も掲載します。
フォトギャラリー
大阪マンデーベースボールリーグ
日時:2月から12月まで
場所:東大阪市近辺の野球場
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。