インターン生の中村です。
9月25日(日)、待ちに待った2016ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第1節が京都・宝が池球技場で12:00にキックオフされました。自分の通っている摂南大学もAリーグ所属。試合前から気持ちが高まります。

いざ会場へ着いてみると、スタジアム前には、各大学のブースがあり学生がチケットやグッズを販売。学生らしい活気があり、試合開始前の会場風景撮影の際にもフレンドリーに応じてくれ、ライバル校に心を許しそうになってしまいました。
客席には卒業生なども訪れ一体感があり、試合を待ちわびている様子。

さあ、開幕戦！

1試合目は、昨年惜しくも2位となり、4季ぶりの優勝を目指す天理大学と「STAY TRUE」をスローガンに掲げ初戦を勝利で飾りたい摂南大学との1戦。開幕戦に相応しい晴天、ラグビー日和でした。

試合序盤、摂南が敵陣内でプレーしている時間も多く攻めている印象でしたが、ミスで取りきれません。そして先取点を奪ったのは天理でした。
前半9分ゴール前右端ラックから9藤原→7フィリモニにつなぎ、ディフェンスの間を駆け抜けそのままトライ。Gは決まりませんでしたが、5-0と先制します。

 続けて11分にも、右側ラックから10立見→6島根につなぎトライ。10立見のGも決まり12-0と得点を重ねます。
その後も、攻撃の手を緩めない天理はトライ3本を決めるなど、33-0と大きく引き離し前半を終えます。

摂南は、なんとか後半は先に得点したいところ。しかし後半6分、天理はゴール左中間ラックから7フィリモニ→13山下へとつなぎトライ。

10立見のGも決まり40-0。摂南に反撃の隙を与えず、自慢の激しく前に出るアタックを見せつけます。グラウンドでの声も大きく響いていました。

 後半14分・17分と天理はスクラムからのトライも決めると勢いもそのままに、得点を重ね、後半40分で73-0。ロスタイムは4分とのアナウンスが。
最後に意地を見せたい摂南でしたが、後半終了間際の4分、ゴール前5m付近右側ラックから21谷口が持ち出しトライ。10立見のコンバージョンが決まったところで試合終了。
マン・オブ・ザ・マッチはトライも決め、ディフェンスでも活躍した13山下が獲得しました。

マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた13山下。

80-0と、天理は優勝候補に挙げられる実力を見せ、開幕戦を白星スタートで飾りました。
一方、摂南は何度かトライのチャンスはあったものの、天理のペースを崩すことが出来ず、無得点で終わってしまいました。課題を修正し次節からの巻き返しに期待しましょう！
両チーム、2節に向け全力で取り組んでくることでしょう。今後の試合も目が離せません。