ダンボールの可能性は無限大 !?「マツダ紙工業」

   

インターンの中村です。

日々多くのものが流通しているこの世の中。最近は物流パンクなんて言葉も耳にするようになりました。週ひがにも、毎日のように荷物が届けられます。しかし、商品がそのままむき出しで届けられることはありません。

今回の主役は荷物を梱包し、守ってくれる茶色いやつ。そうダンボールです!

東大阪でダンボールといえばここと呼ばれるほど、地元に周知されている「マツダ紙工業株式会社」さんにお話を聞いてきました。弥刀駅から八尾街道を進み、西へ徒歩18分。工場が立ち並ぶ一角にあります。

この場所で数々のダンボール製品が生まれます

会社にお邪魔すると、そこには様々な形に加工されたダンボール製品の数々。なんと、会社のパンプレットまでダンボールで出来ていて、びっくり。ダンボール製学習机やタンスなどでも有名です。

ダンボール製のパンプレット。何をつくている会社か一目瞭然です。

「創業して59年、親父の代から受け継いでからいろいろあった」と話してくれたのは、社長の松田和人さん。元々企業に梱包用のダンボール、いわゆる「みかん箱」を販売する会社だった「マツダ紙工業」。今では、ダンボール製の家具やラグビー型のパッケージなどでも有名です。

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今にも、パスしちゃいそうなほどのクオリティ!

でもなぜ、企業にダンボールを卸していた会社が、自分たちで消費者向けの商品を作り始めたのでしょう。気になったので伺ってみると…。
「東大阪はラグビーの街。地域に貢献したいと思い、ラグビーボール型のパッケージを作ったんです。」と松田社長。
確かに、お菓子や小物が梱包されているパッケージは、似たような物ばかり。このラグビーボール独特の形状、質感。1度見れば忘れることはありません。パッケージとしての役目を果たしたら、貯金箱としても使える優れものです。

笑顔で商品を持つ松田社長。

また、人気商品のダンボール家具は震災がきっかけで生まれたそう。「うちが作っているもので何か役に立てないか」。という思いから、人の生活を支えるダンボール製品を作ることを決意した松田社長。個人の空間を確保するための間仕切りや、衣類などをしまう棚などをダンボールで作成し、避難生活中の人に大変喜んでもらえたそうです。

工場の内部へ潜入。細かい部分は手作業のとことも。

この出来事がダンボール家具のヒントとなり、現在ではイベントなどにも引っ張りだこ。軽くて持ち運びに便利なダンボール家具は、子供が落書きしても問題なしです。移動も楽で、小さな子を持つお母さんも大喜び!また、その利便性からお年寄りや一人暮らしの人の注文も多いのだとか。
ラグビーボール型パッケージやダンボール家具は、商品は、オンラインショップでも購入可能です。

カラフルなデザインのタンスたち。シール貼れば世界に一つだけのものに。

いろんな形に変幻自在なダンボール。軽くて、強度もあり、安全性も高い。三拍子揃ったダンボールに無限の可能性を感じました。ダンボールをキーワードに、常に新しい道を探し続ける「マツダ紙工業」。今後もあっと驚くようなダンボール製品が出でくるのが楽しみです!

マツダ紙工業株式会社
住所:大阪府東大阪市衣摺5-14-24
TEL:06-6728-8501(代表)
オンラインショップはこちらから

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なかむー

なかむーインターン

投稿者プロフィール

摂南大学からインターンシップ生としてきました、中村純平です。好きなことは野球やテニスなど体を動かすことです。おそば屋さんでアルバイトをしていて、食べることも大好きです。取材などを通して、東大阪の魅力を伝えることが出来たらなと思っています。よろしくお願いします!

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