東大阪市にホームタウンを置き、Jリーグ入りを目指すF.C.大阪。現在はJ3リーグの1つ下、JFL(日本フットボールリーグ)で戦っています。
今シーズンは3月14日に開幕し、FC刈谷に3-0で快勝しました。その後も負けなしで第7節まで終えますが、第8節vsMIOびわこ滋賀戦で初黒星。それでも5月15日に行われた絶対王者・Honda FCとの試合では、2-0で勝利を挙げ、現在は6勝2分1敗(勝点20)で2位につけています。

Honda FCに勝利し、笑顔でハイタッチするF.C.大阪イレブン。
今週末はリーグ戦はお休み。天皇杯1回戦(5月23日13:00K.O.)が行われます。F.C.大阪は完全非公開で行われた5月8日の天皇杯大阪府予選決勝で、FCティアモ枚方に2-1で勝利。2年ぶりに大阪府代表の座を勝ち取りました。

写真提供:F.C.大阪
1回戦の対戦相手は、関西サッカーリーグ1部(JFLの1つ下のリーグ)に所属する、奈良県代表・ポルベニル飛鳥。ロートフィールド奈良(奈良市鴻ノ池陸上競技場)で対戦します。有観客試合で行われるので、少しでも多くの方にスタジアムで応援してほしい!
ということで、次戦の見どころを紹介します。
天皇杯の仕組みは、こちらをご覧ください↓↓。
目次をつけていますので、「FC大阪の紹介はいいから、試合の見どころだけ見たい!」って人は、そこまで飛ばして読んでください。
目次
1.FC大阪ってどんなチーム?
2.東大阪市役所を表敬訪問
3.1回戦vsポルベニル飛鳥戦の見どころ
1.FC大阪ってどんなチーム?

2019年1月には、東大阪市と連携協定も結びました。
2018年11月から東大阪市をホームタウンとし、現在はJFL(日本フットボールリーグ)に所属しています。J3リーグの1つ下のリーグなので、4部相当。昨シーズンは、最終節に勝てばJ3参入(昇格)という可能性を残しましたが、ヴェルスパ大分に0-3で完敗。8位でシーズンを終了しました。
F.C.大阪はJFLに所属して今年で7シーズンめ。最高成績は2018年の2位です。今シーズンは「絶対勝利」をスローガンに、「勝点80、77得点、24失点」を目標にリーグ優勝を目指します。
J3リーグに参入(昇格)するための条件は以下の通り。
・年間順位4位以内かつJリーグ百年構想クラブを保有する上位2チーム
例年は年間観客動員数30,000人という条件もありますが、コロナ禍で入場制限があるため、今年度は撤廃されています。
そのため、優勝すればほぼ確実にJ3に上がることができます。
「FC大阪のことをもっと知りたい」って人は以下の記事をご覧ください。
2.東大阪市役所を表敬訪問
5月13日、東大阪にホームタウンを置くF.C.大阪は、東大阪市役所を訪問。野田義和東大阪市長に天皇杯大阪府予選優勝を報告しました。

優勝カップとともに来庁。
大阪府予選決勝は5月8日。同じJFLに所属するFCティアモ枚方との対戦でした。昨年の決勝戦も同カードで、PK戦の末敗戦。
今年は緊急事態宣言中ということもあり、完全非公開で行われました。試合は1-1の同点で延長戦突入かと思われた後半アディショナルタイム。DF岩本知幸がヘディングで得点を挙げ、逆転勝利。2年ぶりに大阪府代表の座を手にしました。
岩本は、「ケガなどもあり、リーグ戦ではなかなか力になれていません。天皇杯の最高成績は1回戦突破。過去最高成績を収められるようにがんばります」と意気込みます。

左からFW川西誠、DF岩本知幸、FW横野純貴。
「コロナ禍で明るい話題が少ないので、勝ち進んで東大阪市民を元気づけてほしい。大阪代表、東大阪代表としてがんばってきてください」と野田市長からは激励も。
3.1回戦vsポルベニル飛鳥戦の見どころ
F.C.大阪のフォーメーションは4(DF)-4(MF)-2(FW)もしくは、4-3-3を予想します。メンバーは大阪府予選決勝戦と同様に、リーグ戦とは違ったメンバーで臨むのではないでしょうか。それでも昨シーズンまではスタメンで出場していた選手がほとんどで、選手層の厚さが伺えます。

全員が初スタメンで臨みました。(写真提供:F.C.大阪)
ホッケー梶間が注目するのは、DF岩本知幸とFW横野純貴。岩本は9年連続でキャプテンを務め、チームの精神的支柱となっています。横野は、ここぞというときにヘディングで得点をあげてきました。2人ともケガの影響で今シーズンはリーグ戦の出場がありません。しかし大阪府予選決勝戦での活躍を見ると、万全の状態。2人がプレーする姿を目に焼き付けましょう。

大阪府予選決勝で、ヘディングから決勝ゴールを決めた岩本。(写真提供:F.C.大阪)
一方のポルベニル飛鳥は、F.C.大阪が所属するJFLの1つ下のカテゴリー、関西サッカーリーグ1部に所属。フォーメーションは4-4-2で挑んで来ると予想します。情報がほとんどなく戦術はわかりませんが、奈良県予選決勝ではJFLに所属する奈良クラブを破っています。
F.C.大阪はこれまで5回の天皇杯出場があり、うち4回は初戦突破。ポルベニル飛鳥にも格の違いを見せつけられるでしょうか。
さて、天皇杯1回戦は5月23日(日)、ロートフィールド奈良で13:00K.O.。有観客で行われる予定です。1回戦に勝利すれば、2回戦はJ1リーグ所属の湘南ベルマーレと対戦します。
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