ライナーズ2017 対NEC戦 

   


昨年は野口のキックだけが得点源でした…。

◆試合情報 トップリーグ第9節 対NEC

10月21日(土) 11:30K.O. パロマ瑞穂ラグビー場

◆48時間前メンバー

1 豊田大樹
2 樫本敦
3 浅岡勇輝
4 トンプソンルーク
5 松岡勇
6 田淵慎理
7 佐藤幹夫
8 イオプ・イオプアソソロモン・ティーポレ
9 金哲元
10 野口大輔
11 矢次啓佑
12 アンソニー・ファインガ
13 井波健太郎
14 森田尚希
15 セミシ・マシレワ
16 高島卓久馬
17 山口知貴
18 前田龍佑
19 マイケル・ストーバーク
20 辻直幸
21 森雄祐榎本光祐
22 吉井耕平
23 南藤辰馬

◆メンバー発表後のTwitterの反応

◆プレビュー

ウィンドウマンス前、最後の試合。3勝5敗のライナーズは、瑞穂ラグビー場にてNECと対戦します。今後の日程を見ても、勝たなければ相当苦しいシーズンになるであろうことが予想される今季もっとも大切な試合です。そんな緊張感ある試合で、力差のない相手に活躍できる若手の出現に期待したいと思います。

NECはかつては鉄壁のディフェンスを誇り、ゴールラインを背にした戦いで強豪との接戦をものにしてきました。
しかし近年下位に低迷。と同時にチーム改革を進め、後藤輝也などイキのいい日本人選手を生み出せる下地を作っています。

対するライナーズは、チームの方向性を模索する段階。今節も48時間前メンバー発表後にイオプアソが離脱。ティーポレが代わりにNo.8が入り、昨季から続く負傷者の連鎖が止まりません。こんな時だからこそ、若手はチャンス。

トライを取れるパターンは決まっています。ゴール前のスクラムを起点にしたサイドアタックで、外国人選手(ティーポレ、ファインガ、マシレワ、ストーバーク)が強引に押し込む形。ラインアウト→モールから有無を言わさず取り切る形。前のめりに攻め続け、マシレワのゲインからチャンスを生み出す形。この3点においてはトップリーグ屈指の破壊力ですが、それだけに相手チームからはディフェンスしやすく昨シーズンから得点力不足に悩む大きな要因となっています。
それでも、手数が少ないからこそ自分たちのストロングポイントにこだわってプレーすることで、勝機は見いだせるはずです。誰かが、突き抜けるプレーをする選手が現れれば。

過去5年、NECとの対戦は、
2016年(13位)●31-38 
2015年(7位)対戦なし
2014年(12位)2ndステージ ○12-8
2013年(10位)対戦なし
2012年(7位)●17-21
3回しか対戦しておらず、1勝2敗。ただ、相性云々言える数ではありません。今季の成績もNECは4勝4敗と、ライナーズと基礎能力が近いことがうかがえます。

NEC戦と聞いてライナーズファンが忘れられないのは、2009年シーズン。残り10分で19点差を大逆転したあの試合でしょう。
当時のメンバーには、大西将太郎、ジェフリー・イエロメ、坂本和城など、ゲインできるBKが揃っていました。同じような戦いはできないかもしれませんが、新たなスター選手が今回の23人から生まれることを信じてみたいと思います。

メンバー表での明るい兆しは、2樫本キャプテンと12ファインガの復帰でしょう。特に、ファインガが4節キヤノン戦で欠場してからは、相手の強いランナーを簡単にゲインさせてしまうシーン(クボタ戦、リコー戦など)が多々ありました。
ファインガのディフェンス力で被トライは減ると予想されます。
野口のSOでスタメン復帰にも注目です。掛け値無しに彼は次のライナーズを担っていく存在。抜群のキックスキルを活かすにも、セットプレーや接点で多くのペナルティを得ることが重要になります。

最後に、個人的な期待の選手を。リザーブに入った吉井耕平選手です。
御所工業から早稲田大、中部電力を経てライナーズにやって来ました。将来に保険の効いたインフラ企業での社員選手としての生活を捨てて、プロ選手として3年前にチームに飛び込んで来たのです。かつて高校ジャパンにも選ばれた天才SOも、背の低さからかやったことのないSHでチャレンジ。今季から本職のSOに戻り、今回晴れてメンバー入りです。

身長165cmの小さな体から繰り出されるキックが相手のディフェンスを翻弄し、トライラッシュを演出する。そんなシーンを夢想してしまいます。

逆境にこそ、新しい時代への扉が待っています。敗北を恐れることなく、思い切ったプレーを、特に若手には期待したいですね。

◆注目の選手

3 浅岡勇輝
「誰が出ても強い」と言われるライナーズのフロントローで、今季メキメキ力をつける。スクラムで押し負けることなく、前田を焦らせてほしい。

6 田渕慎理
ゲインのできるFL。自ら起点となって、パワフルな瞬発力で、ライナーズ特有の強い縦のアタックの核になってほしい。

10 野口大輔
次代のエース。サニックス戦で見せたゲインとパスは成長を感じる。周りと呼吸が合えば、もう一つ上のプレーができるはずだ。

11 矢次啓介
今季からWTBに転向して身体能力の高さを示し、徐々に走るコースがらしくなりつある。あと一歩で、コースを自ら生み出せるようになる。

13 井波健太郎
非常に頭がクリアなプレーヤー。常にトイメンはワールドクラスだが、それすら糧にし、スーパースターへの成長曲線を描きつつある。

◆マッチレポート

Coming Soon…

◆ライナーズのナイスプレー

試合後、お楽しみに

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編集長 前田

編集長 前田東大阪探検隊隊長・編集長

投稿者プロフィール

特定非営利活動法人週刊ひがしおおさか代表編集長兼東大阪探検隊隊長。
ふとした思いつきからはじめたWEBサイトが、13年。
これからは地域に嵐を呼びます。覚悟しろ!

好きなモノ:花園近鉄ライナーズ、阪神タイガース、競馬、ゲーム、プラモデル、楽でお金になる仕事。
嫌いなモノ:愛、本物

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