最近、ようやくラグビーのルールがわかるようになってきたホッケー梶間。「生でマシレワのトライが見たい!」と編集長にお願いして、4月26日(金)に行われたハイランダーズ戦を取材に行ってきました。
マシレワが2トライをしながらも、惜敗した4月19日のハリケーンズ戦。今季ここまで2勝をあげながらもどちらもアウェーでの勝利です。そろそろホームでの勝利が見たいところ。
直近3試合で7トライと絶好調のマシレワ。チームメイトからも「自信に満ちあふれている」と言われるほどで、もう昨シーズンのような迷いは見られません。チームからもファンからも信頼されるスーパースターへの道を歩み始めています。
この日はトンプソンがゲームキャプテンを務め、マシレワとの同時出場。4月19日の秩父宮ラグビー場でのハリケーンズ戦に続いてのライナーズコンビの出場です。
この日のマシレワはWTBで出場。試合は終始ハイランダーズペースだったので、ゴール前でボールを受ける場面は少なかったですが、ディフェンスで貢献する場面が多々ありました。
前半、抜かれるとトライを許してしまう場面で、相手を芯で捕らえるナイスタックルを見せます。以前までは、手だけでタックルに行っていたマシレワ。レッズ戦の後に、「ディフェンスは、スコット・ハンセンコーチのアドバイスにより、試合を積むごとに良くなっている」と話しました。確実にディフェンスが上達している証でしょう。
アタックでは後半27分、SO・田村から受けたパスをそのまま持ち込み、トライ!かと思われましたが、スローフォワード。トライは認められませんでした。マシレワは、苛立ちからかボールを下に叩きつける場面も…。
いつもはマシレワのトライをテレビで見ているだけだったので、「生でトライが見れた!」と興奮しましたが、悔しい判定となりました。
チームが過去にない劣勢の中、ディフェンスで何度もピンチを救いフル出場。しかしトライを奪うことはかないませんでした。
試合も0−52と、スーパーラグビー加入後初の無得点という悔しい結果に。
試合終了後トンプソンゲームキャプテンは、「ニュージーランドのチームと戦うには、ベストの状態でないといけない。80分を通して受け身になっていたので、ハンドリングエラーも多かった」と振り返ります。
この日はノートライ・ノーゴールに終わってしまいましたが、シーズンはまだまだ続きます。生でマシレワのトライを見ることはできませんでしたが、次戦の5月3日(金)サンコープ・スタジアムでのレッズ戦で、再びマシレワの「エガちゃんポーズ」が見られるのを、楽しみに待ってるぜ!
試合の最後に足を引きずっているように見えたので(ミックスゾーンには足を引きずりながらも来てくれました)、体の状態について聞いてみました。
「体の状態は100%。最後、筋肉を打ってしまったので、少し足が痛くなっただけ。今は、とても調子がいいので、けがをする気がしません!」と、笑顔で答えてくれました。
ここまでほとんどの試合に先発出場しているマシレワ。脳しんとうの疑いが出たこともあったり、この日は足を引きずる場面もありました。しかし疲れはないとのこと。この勢いのままに、世界のスーパースターに。そして、ライナーズを僕たちとともに世界一のチームへと成長させてくれるでしょう。
行け、マシレワ!
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