全国1000万のラグビーファンの皆さまこんにちは!
高校ラグビー界の強豪がひしめく近畿高校ラグビー大会の決勝が3月21日(木)に行われ、京都成章が力差を見せ優勝しました。
ラグビー大好き週刊ひがしおおさかは、近畿大会に完全密着し、全試合をレポート。
明日の朝礼のネタは
「京都成章は大きなFWを中心に、爆発的強さでしたね。全国制覇も見えてきたかも?」
で決まりです。
ということで、決勝とその前に行われた全国高校選抜ラグビー大会への出場権をかけた「第5代表決定戦」の模様をレポートします。
全試合ダイジェスト
◆第5代表決定戦
御所実業7-0常翔学園
前半7-0
9分、御所実業がFWで押し込むも、常翔学園がボールを奪う。御所実業がタックルで止めヘルドインゴール。御所実業ボールスクラム。
11分、御所実業1津村が押し込みトライ。
常翔も徐々に挽回。継続して前進を図り、御所のミスにも乗じて敵陣深くに攻め込む。
スクラムを中心にしてトライを狙う常翔学園に対し、粘り強いディフェンスで踏ん張る御所。なんとか御所実業が守りきって前半を終える。
後半も目まぐるしくポゼッションが変わる展開。ハーフウェイラインを挟んで互いに攻め合うも、御所がBKを巧みに使い、徐々に試合の主導権を握る。
何度もゴールラインに迫る御所実業だが、あと一歩でトライを奪えない。
常翔学園もワンチャンスをものにしてエリアを挽回するが、決め手を欠きゴールラインを超えることはできず時間が進む。
17分から、常翔はラックを継続して前進する。ゴールライン前でも執拗にFWで攻めるが、25分にノットリリースザボール。
常翔はロスタイムにもFWのラックを継続して同点トライを狙うが、ゴールポストの前でノックオン。
ロースコアで、御所実業が全国高校選抜ラグビー大会出場を決めた。2大会連続7回目の出場となる。
◆決勝
東海大大阪仰星12-33京都成章
前半0-19
京都成章が東海大大阪仰星を圧倒し、近畿大会を制した。
試合開始直後から、京都成章が主導権を握る。5分、ハーフウェイラインから抜け出した京都成章10辻野から、フォローに来た11太田につなぎトライを奪うと0-7と先制する。
仰星も反撃を試みるが、京都成章のプレッシャーを受けるとミスが起こり、ボールをつなぐことができない。
22分、京都成章は仰星のミスから得た敵陣深くのマイボールラインアウト。ラックを作りトライを上げると終了間際にも同じくラックから連続トライを奪い、0-19で前半を折り返す。
後半も京都成章が力差を見せる。
6分に右隅にできたラックから、5山本が上を飛び越えてグラウンディングするスーパープレー。難しいコンバージョンも14森本が決めて0-26に。
仰星もテンポを上げ外にボールを上げて敵陣に入るが、パスのコミュニケーション不足やタックル後にタッチに出てしまうなど、歯車が噛み合わない。
ようやくトライに結びついたのは、20分。左サイドを駆け上がり、ラックを形成する。アドバンテージをもらうと右へ振り、11近藤がディフェンスを交わしてトライを上げると5-26に。
ここから両チーム1トライずつ奪って試合終了。12-33で京都成章が近畿高校ラグビー大会を制しました。選抜大会への出場は、2年ぶり8回目。
これにより、近畿から全国選抜高校ラグビー大会出場は以下の5チームに決定。
第1代表 京都成章
第2代表 東海大大阪仰星
第3代表 天理(抽選による)
第4代表 関西学院(抽選による)
第5代表 御所実業
会場は埼玉・熊谷ラグビー場。3月29日(金)に開会式が行われ、4月7日(日)に決勝が行われます。
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