- Home
- ライナーズ応援日記, ラグビー
- ライナーズ退団者発表、選手8人 週ひがから最後のメッセージ
2月3日(月)14時、近鉄ライナーズは今シーズンをもって退団する選手・スタッフを発表しました。
ここ数年、毎年たくさんの選手とスタッフが辞めていくライナーズ。今年は選手8人、引退する選手もいれば他チームに移籍する選手もいますがライナーズのジャージを再び着ることはありません。
ということで、毎年恒例週刊ひがしおおさかからのメッセージ。若人たちが次なる壁に挑む時、ライナーズにいたことがプラスになることを願って。
選手
トンプソンルーク LO 2006-2019年度(14シーズン)
寺田 桂太 LO 2017-2019年度(3シーズン)
辻 直幸 FL 2013-2019年度(7シーズン)
堀 大志 FL 2014-2019年度(6シーズン)
福居 武 SH 2018-2019年度(2シーズン)
吉井 耕平 SO 2015-2019年度(5シーズン)
井波 健太郎 CTB 2015-2019年度(5シーズン)
宮田 一馬 WTB 2013-2019年度(7シーズン)
昨年、一昨年からレジェンドの退団ラッシュなライナーズ。新たなるレギュレーションに向けて、日本一のチームになるためにまだまだ変革は続きます。
トンプソンルーク選手
ありがとう。本当にありがとう。
寺田 桂太
190cmを超える長身LOが帝京大からやってくる!ワクワクして、あなたの成長をライナーズファン全員が楽しみにしていました。脳しんとうもあって、思い通りにいかないことの方が多い3年だったかもだけど、次のステージでは大暴れを期待しちゃいます。
辻 直幸
ギリギリ新人インタビューをしてない世代20。アタックでキレのあるプレーを見せて、密集から一人で抜けていくシーンは「頼りになる!」の一言でした。
まだまだライナーズでいられそうなのに、決断するには迷いも寂しさもあったはず。その苦しみ全てを糧にしてください。
堀 大志
昨年僕は、もう堀大志は試合に出られないと思っていました。怪我、世界のスターの加入、若手の台頭。かつての期待の星はくすんで見えていました。しかしオフの肉体改造。進化をプレーで証明してくれました。チームの全ての人に勇気を与えられたはず。その経験を次のステージで伝えてください。
福居 武
第一級のSHがやってきた!東大阪出身というだけでなく、大学時代から大好きだった選手がライナーズに来てくれた感動。その感動はすぐに試合で感激に変わりました。メンタル、テクニック、フィットネス。全てを兼ね備えた選手の美しいプレーを見せてくれてありがとう。東大阪市内でばったり会う日を待ってます。
吉井 耕平
中部電力でのサラリーマン生活を捨てて自ら選んだ茨の道。「僕は毎年崖っぷちなんで」と毎年この時期に話していましたが、僕たちはそんな吉井耕平のタクトにチームが一つになる日を夢見ていました。
お疲れ様。人に言えない苦労もたくさんあったでしょう。でも今はとにかくゆっくりしてください。あなたなら、次でも絶対大丈夫。
井波 健太郎
ダメだ。なにが起こっているのか理解できない。絶対、ライナーズの未来を背負って立ってくれると思ってた。10年後にみんなに胴上げされてチームを去るのだと思ってた。
波乱万丈のラグビー人生は第3章に突入した。日本中が井波健太郎の名を知るために、ラグビーの神様が与えた試練がまたやってきた。たまらない。とにかく、井波健太郎から目が離せない!
宮田 一馬
大怪我から復帰を果たしたあの日、「期待してもらってるのにすいません。これからはがんばれます」とうれしそうなあの笑顔。でもすぐ再発し、怪我を繰り返す日々を送ることに。でも、それでもいつも明るく笑ってくれる強さ。また風のように駆け抜ける姿を見たかった。「すごいやつがいるぞ」と、今集まっているたくさんの観客の前で鋭い走りを見せてほしかった。寂しい。
今年は驚きの勇退もあり、レジェンドが去り、いよいよ来シーズンは正念場です。一つ一つ積み上げて、次の10年100年後のライナーズへ。
悲しむのはそこそこにして、新たなる選手を受け入れる準備をはじめましょう。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。