8月22日(土)東大阪市花園ラグビー場第2グラウンド(以下2グラ)は、いつもと違う風景が広がっていました。

普段はラグビーのゴールポストがある位置に、サッカーゴールが。
ラグビーのゴールポストが外され、サッカーゴールが設置されたのです。
というのも、23日(日)にJFL(日本フットボールリーグ)に所属し、東大阪市をホームタウンとするFC大阪が試合を行うため。
これまでは、服部緑地陸上競技場やJ−GREEN堺など、市外での試合が多く、東大阪にプロサッカーチームがあることを知らなっかた人もいるでしょう。
昨シーズンは東大阪市多目的球技広場(トライスタジアム)で1試合を開催。2500人以上が集まりましたが、惜しくも0-1で敗戦しました。

ラグビーのゴールポストが外され、サッカーゴールが置かれた、多目的球技広場(トライスタジアム)。
今年は、本当であれば6試合を2グラで開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3試合が中止に。
残り3試合も無観客での開催です。
FC大阪の疋田晴巳社長は、「花園といえばラグビーの聖地。サッカーの力でより一層ラグビーも盛り上げていけたら」と話します。
そして「花園の芝は素晴らしい。ここでプレーできることをうれしく思います」と、疋田社長はじめ選手みなが口にします。
全員がラグビーをリスペクトし、前日練習を行っていました。

J1・湘南ベルマーレから期限付き移籍加入中のヒューエル オリベイラ選手。
過去に花園でJリーグの公式戦が行われたのは、第1グラウンドで1回のみ。2グラでは一度もありません。
明日の試合は、花園の歴史が変わる瞬間でもあるのです。
FC大阪はJリーグ参入を目指すチーム。今シーズンの順位次第ではJ3参入の可能性もあります。
とすれば、来年花園でJリーグの試合が開催されるかもしれません。

手前ではFC大阪、奥(練習グラウンド)ではライナーズが練習中。
この歴史的な日を直接会場で見ることはできませんが、あすリートチャンネルでライブ配信が行われます。
Jリーグに参入するには、東大阪市民の力も必要です。
まだ、一度もFC大阪を見たことがないという人は、ぜひ見てください。
ここまで2試合が終わって、2連勝。勝点6で暫定ながら(※1)首位に立っています。
(※1)FC大阪は他のチームよりも1試合多く行っているため、24節が終わるまでは暫定の順位。
対戦相手はMIOびわこ滋賀。15:00K.O.です。
明日はスマホ片手に、パソコンを前に、FC大阪を応援しよう!
あすリートチャンネルのライブ配信ページはこちら。
練習後、疋田晴巳社長、大阪朝鮮高級学校出身の李在根(リ チェグン)選手・朴利基選手、東大阪FC出身の塚田卓選手にインタビューしました。
疋田晴巳社長
GK李在根(リ チェグン)選手、MF朴利基選手
FW塚田卓選手
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