変わっていく東大阪を記録する人気連載「変わる東大阪の街」。今回は「大阪朝鮮中高級学校跡地」編の第2回目です。

現在はほぼ更地状態に。
東成区への校舎移転に伴い、現在は校舎の解体工事が行われています。

解体工事が進む大阪朝鮮中高級学校跡地。前回(2025年2月)の様子。
前回の記事はこちら↓
まずは場所の確認から
住所:〒578-0984 大阪府東大阪市菱江2-18-26
以前の建物名:大阪朝鮮中高級学校
使用期間:1973年〜2025年
立地と背景
1952年に生野区で開校し、1957年に東大阪市の玉串元町に移転。その後1973年に、菱江に移転してきました。府道702号線(通称:産業道路)の稲葉2丁目交差点を国道308号線(中央大通り)方面に北へ進むと、左手に見えてきます。
校舎がまだ建っていたとき↓
現在はこちら↓

元正門前から撮影。
2020年に現在の学校名になるまで長年、大阪朝鮮高級学校だったこともあり「朝高」の通称で親しまれていました。高校ラグビーの名門校で、リーグワンや日本代表で活躍する選手も多く輩出しています。

花園近鉄ライナーズに所属するPR文 裕徹選手も朝高出身。
近年は人数不足等により全国大会への出場機会を得ることが難しく、先日(5/18)行われた第80回大阪高等学校総合体育大会でも3位・4位決定戦を棄権しました。
衝撃的だったのは、2022年。18人の登録で近畿大会大阪府予選決勝に進出し、東海大大阪仰星に勝利。週ひがはその試合をライブ配信しており、試合映像は現在も再生され続けています。
今後の展開
工事は着々と進み、校舎はほぼ全てが解体。残すは瓦礫の撤去でしょうか。
建築計画を見ると工事期間は令和7年(2025年)12月28日まで。ボーリング調査をしているようにも思えたので、また動きがあればお知らせします。

バス停名はこのままなのかな?(路線は休止中)
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